待合室で待つ患者さんは痛みや治療に心が暗くなっている方も多いはず。
そんな気持ちを少しでも和らげるために、癒しのグリーンと植物柄のコーディネートに。
選んだファブリックは英国王室ご用達のブランド「Sandersonサンダーソン」のもの。
花や植物をモチーフにしたさわやかなアート感あふれる美しいデザインを得意とするブランドです。
こちらのファブリックを窓にはカーテンとプレーンシェードで、洗面所の入口にはのれんでと形を変えて用いることで、インテリアに動きを付けてあります。
椅子の張地も併せて交換。
癒しのグリーンに、ピンクベージュのお色を混ぜることで、お部屋全体に優しい温かみがプラスされました。
さらに、壁にもひと工夫を。
椅子の高さにあわせて、下の壁紙をライトベージュ系のお色にし、境目に1本の装飾ボーダーのラインをあしらいました。
こちらの絶妙な位置のラインがお部屋全体をぐるっと取り囲み、それがさりげなくも美しいアクセントとなっています。
すべての融合がこの柔らかな雰囲気を作り出す、待合室のトータルコーディネートでした。